内海源太さんのレクチャー&コンサート
昨年の暮れに、内海源太さんのレクチャー&コンサートが、ありました。
02というのは、2014年に発売されたエレクトーン、
STAGEA ELS-02カスタム のこと。
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2004年に発売されたSTAGEA ELS-01カスタムは、
何回か弾いたことがあるけど、
02は、そこから、10年経っているので、
いろいろ進化してるはずなのですが、
私は、02に関しては、一度もさわったことがないので、
その辺りの知識がまるでないです。
9ページある小冊子をいただきました。
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内海さんが作成したものだそうで、
クラシックの音色に関して、ものすごく詳しく書いてあります。
パラパラめくっていて、
スローストリングス1、2なんて書いてあって、
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そんな音色あるの〜?なんて感じなのですが、
1曲目の「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」の演奏の後に、
02の新しい音色で注意しなければならないポイントを、
ふたつ、教えていただきました。
01の時は、ブリリアンスを上げて使っていたけど、
02では、まん中から下げる、0で使ったりとか、、、
それと、元々サンプリングした音量と、
エレクトーンの出力するレベルが、
01時代の音色の2倍の音量なので、
01の音色+02の新音色のミックスでは、
02の音色の音量を下げるといいそうです。
あと、02で便利になった機能に、AWM 5,6,7,8が付いたので、
AWMを4つしか使ってない音色同士を足して、
ユーザー音色を作るのが、かんたんになったそうです。
例として、
ストリングス9(AWM 1,2,3,4)+
ストリングス14(AWM 5,6,7,8に入れて使う) とか。
2曲目の「アナと雪の女王」では、02のSピアノについて、
タッチレスポンスがいいので、強弱が思いのまま演奏できるけど、
ピアノ経験の少ない人は、そのままだと悲惨なことになるので、
イニシャルタッチを(減らして)コントロールすれば、
安定した鳴りを作ることができるという話し。
ホルンに関しても、新しいホルン7、8,9の特徴とか、
細かく教えていただきました。
一つずつの音色を、ものすごく研究されているな〜と、
感心してしまいました。
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5曲目の「涙そうそう」では、
「(01時代の)曲集のリズムは、
アナログキット、ELキット2を使ってましたが、
02のリズムは、僕は、ポピュラーのリズム、
ほとんど作る人でないので、
ポップスの得意な日下将太郎さんに作ってもらいました。
アナログキットT8に替えてあるので、(データを)開いてみて、
打ち込むタイミングとか見ていただけたら」
と話していました。
01の時に出した、『パーソナルアルバム 内海源太』等から、
02に作り直した4曲の音をプレゼントしていただきました。
ソング1 カヴァレリア・ルスティカーナ
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ソング3 オールウエイズ(内海さんのオリジナル)
ソング4 涙そうそう
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ソング5 タイム・トゥ・セイ・グッバイ
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ソング2の、#Sax cl というのは、
Sソプラノサックス、Sクラリネットの音色が入ってるそうで、
Sソプラノサックスは、アフタータッチで弾くとP、
イニシャルタッチで弾くとちがう音色と、
タッチで2層にわかれているので、
そういうところを練習してくださいということでした。
内海源太さんというと、
私は、1997年5月号の月エレに載った、
TO LOVE YOU MOREが印象的で、
以降の画像は、「クリックで拡大できます」
それ以来、注目していましたが、生の演奏を聴くのは、
今回がはじめてでした。
そろそろ、02をレンタルして弾いていかないと、
完全に置いていかれそう・・・
何年か前に、川崎にいた頃、02の講座でいただいた、
「ELS-02シリーズ新機能ガイド」を引っ張り出してきて、
あらためて見たりしてます。
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは!
koha-Cです。
かなり久しぶりのコメントですが、ブログいつも拝見しております^^前回のアルゴリズムについての記事も興味深かったです。
リンクのご許可もありがとうございます!
そうそう、10年。
2013年にそういえばもうすぐSTAGEA発売10周年だなー、来年はお祝いイベントとか盛大にやるのかなーなんて思っていたのですが、新シリーズ発売でびっくらこいたのを覚えています。
10周年の年に新機種発売なんて、なんかすごいですよね!
01シリーズ10周年のお祝いどころじゃありませんでしたよね^^;笑
私は昨年春にELS-02Cにバイタライズしたのですが、スーパーアーティキュレーションボイスなどの新しい音色については私もまだまだ知識がないので、ふふふ、いいお話をたくさん聞いてしまいました(^^♪
ブリリアンスは音色作りの時結構気にしますからねー…
S-ピアノについてもなるほど!という感じですね。
私はもともとピアノ専攻でしたが、小4の時に「ピアノなんて大嫌いだ!私はエレクトーンをやるんじゃー!!」と言ってやめて早十●年…私もI.T.をコントロールしないとだめかもしれません。(笑
ほかにも知らなかった事がいっぱいで、刺激になりました!
最近エレクトーンフェスティバルに向けてデータ作りをちょこちょこ進めてたりするので、今回のお話、とっても役に立ちそうです!!
ありがとうございます^^
あ、そうだ!
先月より配信されているWeb番組「つるの剛士のエレクトーンチャレンジ!」の第2回目でE-70が紹介されていましたよ!
ふみえさんが以前お持ちだった機種だ~、と思いながら見てました^^すごいですね、フルスケールモデル!!
私もさわった事があるHS-8も紹介されてました。嬉しい!
もしかしたら、エレクトーンに超お詳しいふみえさんはもうすでにご覧になっているかもしれませんね。
とってもおもしろい番組です^^
先月より、ブログにてオリジナル曲の公開を始めました!
よろしければぜひ、のぞいてみて下さい…♪
では、長文・乱文を失礼いたしましたm(__)m
koha-Cさん、お久しぶりです。
リンク、私は付けたことなかったので、
昨日、やっとリンク付けてみました。
リンク第1号は、koha-Cさんのブログです。
音作りする時の要は、ブリリアンスと、
もう一つは、ビブラートだと言ってました。
トランペット10の説明で、音価が短い時はいいけど、
ロングトーンだと、ビブラートが揺れ過ぎて、と言って、
「トランペットは、プリセットだと、変なビブラートが入ってるので、
トランペットを選んだ瞬間に、ユーザービブラートで設定し直してます。
よく、どの音色を選べばいいか?、と聞かれますが、
音色は、シーンによっても変わるので、
音色よりは、ブリリアンスとビブラートで、作ってます」
と、言ってました。
弾きにくい音色があったら、イニシャルタッチで、
自分のタッチにあったものが作れると言われて、
そういう使い方が出来るのがエレクトーンの良さであって、
ピアノだったら、そうはいかないな~と。
Web番組「つるの剛士のエレクトーンチャレンジ!」は、
知らなかったので、今から見てみます。