内海源太さんのレクチャー&コンサート

2021年3月20日プレイヤーさんの講座

 

 

昨年の暮れに、内海源太さんのレクチャー&コンサートが、ありました。

02というのは、2014年に発売されたエレクトーン、
STAGEA ELS-02カスタム のこと。
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2004年に発売されたSTAGEA ELS-01カスタムは、
何回か弾いたことがあるけど、
02は、そこから、10年経っているので、
いろいろ進化してるはずなのですが、
私は、02に関しては、一度もさわったことがないので、
その辺りの知識がまるでないです。



9ページある小冊子をいただきました。
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内海さんが作成したものだそうで、
クラシックの音色に関して、ものすごく詳しく書いてあります。

 

パラパラめくっていて、
スローストリングス1、2なんて書いてあって、
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そんな音色あるの〜?なんて感じなのですが、

1曲目の「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」の演奏の後に、

 

02の新しい音色で注意しなければならないポイントを、
ふたつ、教えていただきました。

01の時は、ブリリアンスを上げて使っていたけど、
02では、まん中から下げる、0で使ったりとか、、、

それと、元々サンプリングした音量と、
エレクトーンの出力するレベルが、
01時代の音色の2倍の音量なので、
01の音色+02の新音色のミックスでは、
02の音色の音量を下げるといいそうです。


あと、02で便利になった機能に、AWM 5,6,7,8が付いたので、
AWMを4つしか使ってない音色同士を足して、
ユーザー音色を作るのが、かんたんになったそうです。

例として、
ストリングス9(AWM 1,2,3,4)+
ストリングス14(AWM 5,6,7,8に入れて使う) とか。

2曲目の「アナと雪の女王」では、02のSピアノについて、
タッチレスポンスがいいので、強弱が思いのまま演奏できるけど、
ピアノ経験の少ない人は、そのままだと悲惨なことになるので、
イニシャルタッチを(減らして)コントロールすれば、
安定した鳴りを作ることができるという話し。

ホルンに関しても、新しいホルン7、8,9の特徴とか、
細かく教えていただきました。

一つずつの音色を、
ものすごく研究されているな〜と
感心してしまいました。
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5曲目の「涙そうそう」では、
「(01時代の)曲集のリズムは、
アナログキット、ELキット2を使ってましたが、
02のリズムは、僕は、ポピュラーのリズム、
ほとんど作る人でないので、
ポップスの得意な日下将太郎さんに作ってもらいました。
アナログキットT8に替えてあるので、(データを)開いてみて、
打ち込むタイミングとか見ていただけたら」
と話していました


01の時に出した、『パーソナルアルバム 内海源太』等から、
02に作り直した4曲の音をプレゼントしていただきました。

ソング1 カヴァレリア・ルスティカーナ    
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ソング3 オールウエイズ(内海さんのオリジナル)
ソング4 涙そうそう               
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ソング5 タイム・トゥ・セイ・グッバイ   
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ソング2の、#Sax cl というのは、
Sソプラノサックス、Sクラリネットの音色が入ってるそうで、
Sソプラノサックスは、アフタータッチで弾くとP、
イニシャルタッチで弾くとちがう音色と、
タッチで2層にわかれているので、
そういうところを練習してくださいということでした。

 

 

内海源太さんというと、
私は、1997年5月号の月エレに載った、

 

TO LOVE YOU MOREが印象的で、   
以降の画像は、「クリックで拡大できます」         




 

それ以来、注目していましたが、生の演奏を聴くのは、
今回がはじめてでした。

 

そろそろ、02をレンタルして弾いていかないと、
完全に置いていかれそう・・・

何年か前に、川崎にいた頃、02の講座でいただいた、
「ELS-02シリーズ新機能ガイド」を引っ張り出してきて、
あらためて見たりしてます。

 

 

 

2021年3月20日プレイヤーさんの講座

Posted by ふみえ