E-70の解体、内部の基板
今までは、家にあった十字ねじまわしと、はさみを使って、
解体していたのですが、
ねじの多さに、こんなねじまわしで、やっていたら、手首を痛めそうで、
電動ドライバは必要だなと思いました。
アマゾンのカスタマーレビューで評判のよかった
リョービのFDD-1010KTを、ヤフオクで検索かけたら、
ちょうど、中古品の出品があったので、落札してみました。
落札代金2,500円+ゆうパック送料1.030円=3,530円かかりました。
届いた電動ドライバを使って
左手前の、メモリ4、5、6用の引き出し部分からとりかかりました。
さすがに、電動ドライバだと、あっという間。
次に、左奥の基板部分をはずしてみました。
ひっくり返すと、
右下に、PRC E70-EX2と印字してありました。
もう1枚の方には、TPS1 E70-EX1-2と印字されてました。
E-70、EX共通の基板だったみたいです。
ねじをはずすより、この膨大な量の、線を切るのが大変でした。
こうして解体することで、今更ですが、
私が、夢中で弾いていた時代の、フルベースのエレクトーンの、
しっかり作られた構造に感動してしまいました。
1988年にHS-8を購入してから、ほぼ出番がなくなって、
音が出ない鍵盤が少しずつ出てきて、
1994年に一度、修理依頼しました。
その時に、
「弾いていないから、スイッチ部分が劣化してしまうんです」
と言われてしまいました。
2009年に、EL-900mの中古を購入してからは、
E-70の出番は、まったくなくなってました。
年に数回しか弾いてなくて、
そのせいか、弾き出して30分ほどすると、
ものすごい(爆発音か、雷みたいな)音がし出して、
それ以上弾けない状態でした。
さすがに処分するしかないな〜と思いはじめてはいましたが、
自分で持ち運べるくらいに解体して、
車で、自治体の廃棄物処理場に持ち込むかな〜と。
今日、解体した部品くらいだと、普通ゴミ、小物金属で出せそうです。
今日は、この辺で、終わりにしました。
さいわい、家の裏に、物を置いておくスペースもあるので、
毎日、少しずつ、やっていこうと思います。
ディスカッション
コメント一覧
フルスケールはいいですね。
私のオルガンも、新しい方の機種ばかり使っていて、しばらく弾いていなかったらやはり音が出ない鍵盤があちこちに出てきました。ただ、それでも弾いていたら、だんだんと音が出るようになって復活しました。
確かに、接点の部分の接触が悪くなってくるみたいです。
ゆうさん、コメント、ありがとうございます。
夢中で弾いていた1980年代前半まで、不具合とは、まったく無縁でした。
1994年に、上鍵盤で音が出ないところが出てきて修理依頼した時に、
「上鍵盤の方が音が出ないと困るでしょうから、下鍵盤と交換しておきました」
ということでした。
その後、弾いていて爆発音みたいな音が出てくるので、
また修理を頼んで、その時、来た方に、
「弾いてないと、スイッチが劣化するので、
たまに電源入れて、スイッチ類だけでも動かしてないと、こわれますよ。
楽器というより、家電と思ってください」
と、言われてしまいました。
若かった頃、夢中で弾いたエレクトーンなので、
場所があれば、置いておきたかったのだけど、
音の出ない鍵盤が3分の1以上になってしまって、もう限界かなと、
解体し始めて、あんまりしっかりした造りだったので、
後悔の入り交じった気分になって、悲しくなってしまいました。
市の粗大ごみ収集日に、門の前に出しておくということで、
500円で持っててもらうことになりました。