FM音源のアルゴリズムについて

2021年3月19日EL-900m

 

 

ELシリーズのFM音源のアルゴリズムは何種類あるのか、
質問されて、
HS-8の時は、マニュアルにも
アルゴリズムのことが、
ちゃんと書いてあって、

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別に印刷された紙も付いていたので、
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はっきり7種類と記憶してましたが、
EL-900mで何種類になったのかは、漠然と23種類だったかな~と。



EL-900mの取説を見たのですが、
アルゴリズムのことはあまり書いてないし、
それより、
取説にオペレーターが8つあるというので、それって
FM音源シンセサイザーDX7の、
オペレーター数6個より多いじゃないかと、
変にかんちがいしてしまいました。

よく見たら、2種類のアルゴリズムが入っていて、
Brass1 の場合だと、ALG 4 のオペレーターが1、2、3、4  
  

 

ALG 9 のオペレーターを5、6、7、8 と呼んでるだけなんですね。

 

ブラスの場合、
2つめのアルゴリズムの
アウトプットレベルが0なので
ALG 9 は使ってないということは、
オペレーターが4つだったHS-8時代と同じということ。

 


探してみれば、
2つめのアルゴリズムを使っている音色もあるかもしれないけど、
ざっと見た感じ、見つかりませんでした。

アルゴリズムの、アウトプットレベル0ですが、上げていくと、
隠れ音色が出て来るので、面白いです。

EL-900mでは、FM音源以外に、AWM音源とVA音源も使われていて、
AWM音源しか使ってない音色でも、
FM音源のアウトプットレベル0から、上げていってみると、
隠れ音色が入っているので、それを全部調べた猛者もいたりしました。


EL-90時代も、FM音源+AWM音源が使われていましたが、
これも、AWM音源しか使ってない音色があったりして、
FM音源の方に隠れ音色が入っていました。

この隠れ音色については、以前、講座で資料をもらったことがあります。
そういえば、EL-90時代のFM音源のアルゴリズムは23種類でした。

これは、資料をもらっていたので、確かです。
もしかしたら、
EL-90の取説には書いてあったのかもしれませんが、
私は、EL-90を持ってないのでわかりません。
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DX7のアルゴリズムは32種類でしたが、
エレクトーンの場合は、そこまで多くないと思うので、
EL-900mも、EL-90と同じ23種類だったのかもしれません。

 

 

 

2021年3月19日EL-900m

Posted by ふみえ