TO HOST端子でオールドMacとつなぐ

2021年2月9日EL-900m

 

 

最近、ヤフオクで、1998年製のPowerBook G3という
Macのノートパソコンを落札して、
この時代のMacに付いていたプリンタ/モデムポートと、
EL-900mのTO HOST端子がつなげたはずだと思い出しました。

USB MIDI インターフェースでつないでもいいのですが、
MIDI端子は、MDR-5のケーブルが使ってるので、
パソコンとつなぐたびに、
MIDI端子を抜き差しするのがめんどうで、
使ってなかったTO HOST端子でMacとつなげないかと思ったのです。

 

TO HOST端子でMacのプリンタケーブルとつないだら、
HOST SELECTのスイッチをMacにするだけでつながるはずでした。

 

ところが、Macの方で、EL-900mを認識してくれなくて、
もうあきらめようかなと思ってた時に、
古い月エレの記事(おぎたひろゆきさんが、
1998年から連載していたエレクトーン&パソコン)
をひっくり返していて、見つけました。
「クリックで拡大できます」 

 

XGworks Ver.3.0 for MacのCDに入ってる
OMSの設定のところで、
何回やっても、この画面で、私のPowerBook G3では、
Modemポートが選択出来なかったのです。
「クリックで拡大できます」 

 

OMSアプリケーションフォルダに一緒に入っていた、
「お読みください」というマニュアルに、
PowerBook G3では、
モデムポートを選ぶ様にと書いてありましたが、
Printerポートしか選択出来ないので、
仕方なくPrinterポートにチェックを入れると、
      

 

デバイスが追加されるのですが、
やっぱりPrinterポートでは
エレクトーンを認識出来ないみたいでした。

そんな時に、おぎたさんの、この記事を見つけて、
Modemポートを選択出来れば、いけそうだな!
と思いました。

1998年頃のMacでは、
インターネットを使うのに、
AppleTalkというものを使っていて、
このMacも1998年製だったので、
AppleTalkが、たぶん、
モデム/プリンタポート(の、モデムポート)を使う設定
にしてありました。

つまり、モデムポートはAppleTalkが使っていたので、
OMS ドライバ検索で、選択出来なくなっていたわけです。
AppleTalkを、ほかのポートを使うように変更したら、

 

 

Modemポートが選択出来るように↓ なりました。

 

Modemポートさえ選択出来れば、
あとの設定はMacが自動でやってくれました。
「クリックで拡大できます」 

      

 

「クリックで拡大できます」 

 

 

 

何日もかかってしまったけど、
オールドMacと、EL-900mを
モデムポートでつないで使える様になりました。

 

エレクトーンとパソコンがつながってると、
たとえば、PowerBook G3 Mac OS 8.1という古いMacに入れた、

 

XGworks Version 3.0 for Macintoshで、
MIDIデータを読み込んで、再生した時に、

 

EL-900mのスピーカーから演奏を聴くことが出来ます。

 

 

 

 

2021年2月9日EL-900m

Posted by ふみえ