矢口理津子先生 小人数発表会用のアンサンブルアレンジ講座

2021年3月25日STAGEA 関連

 
 
2019年9月8日(日)にあった講座のことを、
いまさらですが、覚え書きで書いておきます。
今まで、講座関係は、ブログに写真アップできたのですが、
個人情報の保護ということで、最近はできなくなりました。
で、今回は、写真、極端に少ないです。
 
 
 
 
受付で、矢口先生がアレンジした楽譜を3曲いただきました。
「クリックで拡大できます」       

もちろん、レジストデータのおみやげ付き。
それだけでも、すごいおとく感なのですが、


当日は、エレクトーンELS-02 が1台と、
グランドピアノ1台がステージに置いてありました。


矢口先生の講座は、札幌に来てから、
矢口理津子さんのソロアレンジ講座
というのを受講したことがあります。

今回のアンサンブルアレンジ講座のアレンジ曲は、

矢口先生が、ひとりで演奏するスタイルで、

1曲目のピアノ、エレクトーンのアンサンブル、
『エトピリカ』では、

1) エレクトーンの演奏を流しながら、ピアノで、演奏。
2) WAVで録音したエレクトーン演奏を流しながら、
エレクトーンでピアノの音色にして、ピアノパートを演奏。

2曲目のエレクトーン2台のアンサンブル、
『下町ロケット』では、

3) WAVで録音したエレクトーン演奏を流しながら、
エレクトーン本体で、もう片方のエレクトーンパートを演奏。

3曲目のピアノ1台、エレクトーン2台のアンサンブル、
『アフリカン・シンフォニー』では、

4) エレクトーン2 と、ピアノをパソコンを使って、
合わせてWAV に録音したものを流しながら、
エレクトーン1を弾く

という、一人アンサンブルを実演してくれました。
とにかく、WAV を使いまくっている感じ。


アンサンブルアレンジのやり方として、
原曲のあるものは、原曲をよく聴く。
素材のあるもの(ソロ用にアレンジされてるもの)は、
いかに素材をリアレンジしていくかという、
ところとか、
説明していただきました。


ほかに、エレクトーンの音づくりで、
リバーブの使い方、ポピュラーとクラシックでの違い、
リズムにかけるリバーブをどうするかとか、
細かく解説していただきました。
いちばん勉強になるのは、いただいたレジストを開いて、
なかみを見てみることなんだけど、
私、ステージアは持ってないしな~

で、リズムの説明で、
打ち込み系のハウスキット、ブレイクキットを使っている
と説明されても、???状態。

特に、タム切れの話しは、けっこう時間をかけてました。
例えば、ロックのシンプルロックのタムが、すっきりしているので、
それのコンディションだけいただいて、
使いたいキット、この場合は、ライブ!リアルドラムスで、
打ち込んでいく。
実は、
ライブ!リアルドラムスのタムは余韻があり過ぎて、
ドヨヨ~ンになってしまうそう。
そこに、シンプルロックのタムをいただいてくると、
すっきりしたタムになるということみたいです。
実際に試せないので、なんか耳の横を通り過ぎていく感じ。


あと、新機能のリンクの活用法とかも、
ひとつレジストデータをリンクに保存。
2パート目は、リンクから作っていく。
ユニットの1と、ユニットの2と保存していくと、
1パートと2パート、お互いに同じリンクを見ながら使える、
というのも、
ああ、そういう機能があるのね、
で終わってしまう感じです。


私が所有するEL-900m と、ステージアの大きな違いって、
アカンパニメントのところ。
アカンパニメントのところで、いいパターンを見つけたら、
ステージアでは、アセンブリボタンを使うんだけど、
このあたりのやり方、講座を受講するだけでは、
いまいち理解できない。
こういうのって、実際にやってみないと、
わからないんですね。

でも、EL-900mでも活用できるポイント、
リバーブの使い方とかもあったので、
所有エレクトーンで、いただいたアレンジを弾いてみたり、
使いまわしたいと思います。